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〔台湾Startup〕指で操作できる、スマートプロジェクター Point DiDi

Posted on 2021/01/08



写真:指で操作できる、スマートプロジェクター Point DiDi

会社名:POINT INNOVATIVE CO., LTD/點點滴滴科技股份有限公司
住 所:桃園市亀山区幸福十三街 25 號
URL:https://www.pointdidi.com/index.html

 2019 年設立、創業は3人。自己資金での創業。現在のスタッフは8人。創業メンバーはいずれも 10 年以上プロジェクターの研究開発や量産の経験を持ち、プロジェクターはいわば彼らの戦い慣れたフィールドであり、すでに2種類の製品を試作している。
 製品名は「Point DiDi」、投影した映像を指で操作できることが特徴。指でタッチした 10 か所のポイントを同時に検出することが可能で、ゲームで遊んだり、レストランでは机の上に投影された料理の映像を見て注文したり、学校では壁や机の上に投影された映像を使って授業を行ったり、電子黒板的な使い方もできる。さまざまな分野での応用が考えられる。
オートフォーカスや台形補正などプロジェクターとしての機能も十分で、明るさも 300 ルーメンまで上げ、改良により明るい映像が出るようになっている。担当者によると「Point DiDi」の強みは、第一に指タッチで簡単に操作できること、次に Android OS と Windows OS が選べること、さらに光源が 180 度回転させることができること、そしてスピーカーの音質など。こうした強みを活かすことができるコンテンツ開発がビジネスの成否を左右する鍵になるだろう。
 最初の製品は電球の口金にそのまま装着できるようにした製品で、天井や卓上の電球スタンドにねじ込む形で装着して壁や机などに投影する。次のモデル(試作中)は、卓上専用のもので、電気スタンドのようにテーブルの上に置いて使用する。いずれも、プロジェクター本体に Android OS が搭載されており、単独で作動させることが可能である。現在、電球型プロジェクタは EVT(Engineering Verification Test)の段階。年末には正式に量産体制に入る予定。AI による音声コントロールでスマートホーム的な利用も可能になる。
 レストランの客席に置き、テーブルにメニューを投影させて実際の料理を見ることができたら楽しそうだ。また、ブティックで室内に投影させた映像から好みの服を選んだり、広告用の映像を投影させたり、サイネージ用途しても活用できそうだ。コンテンツ次第では学校用途や幼稚園や保育園などで幅広い用途で使えそうだ。
 先行している商品としてソニーの Xperia Touch がある。しかし、ソニーの製品は価格面で市場に普及するに至らなかった。こうした製品の弱点を補う形で「Point DiDi」の開発が進められ、「Point DiDi」は量産モデルをどの程度の価格に抑えることができるか、普及のためのポイントは価格も大きな要素になりそうだ。




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